トマ・ピケティ21世紀の資本

今後の経営と試算運用のシミュレーションをしていたら、トマ・ピケティ21世紀の資本を思い出しました。一時流行ったやつ。ユーチューブで探したら、11分解説というのがありました。

著者は格差の是正をテーマとして本を書いてはいますが、提案はともかく、示されている事実は投資で利益を得たほうが有利という話。

(私は経営者なので年1度は自分の収入を自由に決められる)

上記はざっくりとした試算ですが基本的収入が120万円の場合、月3万円収入が増えると、年収は156万円に。しかし、手取りは25万円しか増えません。対して、投資の配当金で年が月3万円収入を増やした場合、増える税負担は20%の源泉徴収のみで、29万円手取りが増えます。非課税のNISAなら、まるごと36万円手取りが増えるのです。

・年収 120万円で 労働収入を36万円増やす → 手取り 126万円

・年収 120万円で 配当収入を36万円増やす(課税枠) → 手取り 130万円

・年収 120万円で 配当収入を36万円増やす(NISA) → 手取り 137万円

となります。

この日本の労働取得、ピケティが分析したのは世界ので、世界中で行われている労働者に対する重課金は、すべての意志判断に関わってきます。例えば、現在取り組んでいる太陽光ですが、120万円で導入して、月1万円の節約ができるとしたら、単純計算では10年で元が取れます。

しかし、電気代が減った分、月1万円給料を安くしても、手取は同じではありません。税金も合わせて23135円安くなるためです。月1万円減らせるのは額面ではなく、手取なので手取が114万円ほどになる点を計算すると、139万円になります。

つまり、税引き後(手取と同義)支払額を年12万減らすと、年収を17万円節約できる計算となり、投資額の回収は120/17で、10年ではなく7年で終わりです。まぁ、だから、このブログでは常に支出の削減に取り組んでいるわけなのですが。

すでに成功している取り組みに関して言えば、最大は家賃です。今の家は月4000円(固定資産税額)で住んでいますが、家賃を8万円だとすると、同じ生活をするためには、当然月76000円の収入アップでは済まず。

手取で76000円を得るために必要な賃上げは95000円、19000円を税金として召し上げられるわけです。年換算で23万円ですよ…。持ち家か賃貸かは常に聞く議論ですが…

(世界は、かもですが)日本は労働で得た収入には、厚生年金・健康保険・介護保険・取得税・住民税と重課金します。支出が1万円減ることは1万円以上の価値があると思いますよ。

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2022年3月より、東京から引っ越し熱海市の古家で田舎暮らしをスタート、月13万円生活で・ω・金持ちいわく、年収200万未満は地獄らしい。私の年収は156万円(2023)、これをどこまで減らせるか、経済的なミニマム生活に挑戦。

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