においの歴史、1/3ほど消化しましたが、おおよそ、マスクとの親和性は高いですね。
すなわち、ある種の礼儀作法、とりわけ他人が不快に感ずるのを避けるための礼儀作法の規範が、同じく自己愛的な満足を目的とする一群の衛生学的な教えの方に向かってゆっくりと歩み寄っていったことである。
においの歴史 P.97
単なる匂いの寄せ集めから臭覚的な自己表現への変化が徐々に輪郭を取り始める。
においの歴史 P.98
マスクの行く先ではないだろうか?? マスクがばい菌や花粉から自己を守る目的とするものから、社会に・他者に対する意識の高さを表現するものに昇華していくのだろうか。いやーね。