古本屋で100円だったので買ってみたけど、特に大した内容はなく、東大生がこれをありがたがって読む??
一点、欧陽脩の三上という話が出てくる。優れたアイデアが思いつくのは、枕の上、馬の上、便器の上だというのだ。はぁ??となったものの、グーグル検索してみると、校長とかが朝のありがたい話で使ってみたりしているが、誰もこの異常さを突っ込んでいない。私が異常なのか?
だって、宋の時代の人ですよ、1000年前。令和の今では、自分もトイレで落ち着いてニュース読んだり、論文を読んだりするが、それは抗菌と水栓と換気扇という現代の技術あって為せる環境であり、ぼっとん便所だったら、秒でうんこして出ますよ。臭いでしょう。欧陽脩の性癖やばいことになぜ皆気が付かないのだろうか。
ちなみに
宋の時代、都市景観は絵画に盛んに描写されたため、宋の庶民の生活──特にハレの日の様子は伺えるものの、トイレの姿はどこにも見えない。屎尿はケの扱いで絵画の収集家に価値を見出されず、また屎尿自体に清代の笑林広記にあるような低レベルなユーモアのイメージは未だ無かったのだろう。
紙でケツ拭く唐宋時代 https://ncode.syosetu.com/n0883fl/4/